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6/1~6/6に、日中国交回復40周年を記念していくつか行われる行事のひとつに関連して、
中国の蘇州市美術館での、亀甲会の小品展があります。 文字に関わる作品の公募型展覧会だが、 亀甲会にはお声掛け頂き、まとめて作品を納品するらしい。 ということで、昨日がその締切日。 大慌てで仕上げて、滑り込み! ホントは、もっと書き込みたいところだが、十分な時間が取れず、 どこかでは着地しないとね。 しかし、自分の作品が、海を渡って、 漢字の本場で展示されるなんて、感激です。 会期中、蘇州に行きたいが、 その週末は鳥取入り。 上海-鳥取なんて都合のいい便はないよな~きっと。 ![]() 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「龜甲會」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
先日、芹沢銈介美術工芸館に行ってきたことを、
加藤光峰先生に報告したところ、 実は、お二人には接点があったことを聞き驚く。 光峰先生が昭和36年に銀座松阪屋で第一回個展をされたときに、 その推薦文を書いたのが、芹沢銈介氏だったというのだ。 まだ若い先生が個展を開催するにあたり、アシストされた方が、 松竹映画の浜田辰雄氏(この後、日本 映画・テレビ 美術監督協会会長)で、 先生が彼に推薦文を誰に書いてもらえばいいかと相談したところ、 芹沢銈介氏を紹介されたという話だ。 その関係で先生は、芹沢氏の蒲田の自宅にも何度か訪れており、 芹沢銈介美術工芸館にも再現されている、芹沢家のあの独特な応接間にも実際にお邪魔したらしい。 当時、加藤光峰(27歳)、芹沢銈介(66歳) 最初に訪れた際には、あまりにも若い来客なので、取次の方が息子さん(芹沢長介:考古学者 東北大学名誉教授)あての客だと勘違いしたらしい。 僕が興奮して、「あの応接間に行ったんですか?」と聞くと、 「そうなんだよ。で、君、好きな椅子に座りなさいって言うんだけど、 何だか妙な木の椅子ばっかりで、困っちゃったよ~」 と先生。 ちょっと、その推薦文を読んでみたいな・・・ 先生どっかにお持ちでないか、こんど聞いてみよう。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「龜甲會」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
翌日からの石巻での仕事にかこつけて、
前日に仙台入り。 というのも、芹沢銈介美術工芸館が、この4/4に東日本大震災による館内復旧がようやく完了し、 全館オープンと聞き、これは行かねばという次第。 芹沢銈介との出会いは、去年訪れた倉敷「大原美術館」 そもそも東洋館にある甲骨片を見に行ったのだが、たまたまあった芹沢銈介の作品に引き付けられ、 プロフィールを読めば、なんと母校東工大の大先輩! 東工大にこの方面の偉人が居たとは驚いた。 で気になってたところにこのニュース。 行くしかないでしょう。 図録 芹沢コレクションに掲載の息子さんの文章を受け売りすれば、 ”「民藝運動」の柳宗悦をして、彼のコレクションの筋の通った選択眼を賞賛せしめた” というそのセンスに大いに響くものあり。 気が付けば、「芹沢銈介 コレクション」図録を買ってました。 パラパラ見ているだけで、僕には不思議な気分&幸せになるカタログです。 あと関連で、「静岡市立芹沢銈介美術館」と駒場の「日本民藝館」にも行っておきたいところ。 特に前者は、去年の夏に登呂遺跡に行ったのに、その頃は芹沢銈介というワードに意識はなく、 その横にある「静岡市立芹沢銈介美術館」はノーケアでスルー。 ああ無知とはなんともったいない事よ。 これから初めての土地に行く時は、 ご当地の食べ物だけでなく、こっちの方面もしっかり調べてから行こうと心に誓うのであった。 ![]() ![]() ![]() 左上:芹沢銈介 コレクション 右上:芹沢銈介作 軒燈 下:芹沢銈介作 暖簾
仕事柄、いろんなところに出張に行くので、
役得と思って、地元の美術館、博物館はできるかぎりチェック。 3月は何だかんだ忙しくて溜まっちゃったので、 備忘録的にまとめてUP。 ![]() 奄美大島は「田中一村記念美術館」 田中一村のしっとりと生命力あふれでる作品を堪能。 たびたびモチーフとなる檳榔(びろう:ヤシの木みたいなの)の葉の 薄墨でかかれた伸びやかな線に惚れ惚れ。 ![]() 津では「石水博物館」 大好きな川喜田半泥子ゆかりの博物館。 実は川喜田家は、伊勢商人の豪商、 陶芸家半泥子の作品のみならず、川喜田家の代々のお宝が並ぶ。 さほど大きくない施設なので、 期待した半泥子の作品が少なかったのは少し残念だったかが、 書など思わぬ名品があり、ラッキー。 松阪では「本居宣長記念館」 松阪城址にある彼の書斎「鈴屋」の横にある資料館。 実はここは今回二度目なのだが、一度目にはなかった展示を見つけて感動。 ![]() 彼が自前で作った中国4000年の帝の系譜。 いや~この人マメだ。 知りたくなったらトコトン調べて、徹底的にまとめたいタイプなのね。 これ欲しい・・・ ![]() 以前、竹に木簡をトライした話をしたが、 その竹を頂いた須崎の『竹虎』の山岸さんからこ~~~んなに沢山の練習用の竹簡を送って頂きました。 さあ、書き甲斐あるぞー! ありがとうございます。 段ボールの箱を開けると青いイイ匂い。 先だって頂いたのより幅が半分くらいで細んまい。 どうやら前のは孟宗竹で、今回のはハチクというらしい。 いろんな種類があるのね。 表面の状態も様々なので、色々と実験してみますね。 ![]() 「陽」 (額装)約10cm×10cm 作品が正方形ということもあり、 正方形の厚いアクリル板を強力ネオジウム磁石でパチンととめるタイプ 前作二作と異なり硬質な感じで。 バックが紺色のアクリル板で、 ”お陽さま”との相性も良かろうと思ったが、ちょっと物足りないので、 同色の紺色の色紙バック地に加え重襟風にアクセント。 <information> 本作品も含み、多くの作品が作品をご覧いただける(購入も可) 『古代文字を遊ぶ』と題して、龜甲會有志による小作品展を行います。 3月15日~29日、日本橋人形町『衣裳らくや』内「ギャラリー楽」にて <陽> 神梯(神が天と地を行き来するはしご)の前に玉を台に載せ置くかたち。 陽とは、玉で神気を盛んにし、その威霊を発揚する意味の文字で、 転じて陽光を指す。 参考:文字類編(木耳社) 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「龜甲會」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ![]() 「饗」 (額装)約14cm×17cm 見た通り、ご飯を盛った器の前で人が向かい合って、「いただきます」の形。 ダイニング、それもものすごくシンプルで白を基調にした ダイニングにさらりと置いてほしいとの思いで、 こんな感じに仕上げてみた。 本作品も含み、多くの作品が作品をご覧いただける(購入も可) 『古代文字を遊ぶ』と題して、龜甲會有志による小作品展を行います。 3月15日~29日、日本橋人形町『衣裳らくや』内「ギャラリー楽」にて <饗> 郷と食の会意字。郷は盛食の器(皀)をはさんで対座する形。 饗の元字は郷、「ふるさと」でもある。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「龜甲會」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
このたび、龜甲會では、
3月15日~29日、日本橋人形町『衣裳らくや』内「ギャラリー楽」にて 『古代文字を遊ぶ』と題して、有志による小作品展を行います。 私も何点か、出展しますので、宣伝を兼ねて、 オープンまでに、1点ずつUPします。 ![]() 「良」 (額装)約13cm×15cm 甲骨文字の線を意識した良の字が、かわいく仕上がったので、 日差しのあるあったかいダイニングに飾ってもらうのをイメージして。 誂えた額は、ハワイ島を舞台にした映画「ホノカアボーイ」に出てきた様な小さな家の配色で。 でもバックにしいている黄檗色(カナリア色?)の紙には、ひっそり江戸小紋のエンボス加工がしてあるんだよ。 <良> 嚢(ふくろ)の上下に出入口を設けて穀の出入りをなす形 参考:文字類編(木耳社) 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「龜甲會」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
このたび亀甲会は、3月中旬~約半月間
日本橋で小品展をやることになりました。 そのために、有志で出展する小品のデッサンワークを 通常の教場とは違う特別枠で新宿教室でやりました。 ![]() こんな感じでどんどん書いてみる。 大作と異なり、小さいので紙を広げる準備もいらないし、 とにかく次から次へと書いてみる。 ここぞとばかりに、バイブルの「漢字類編」をひっくり返しつつ、 前から気になっている字を書いてみる。 いろんなパターンのデッサンにトライ&エラーも気の向くまま。 集中してものすごい勢いで書く、書く、書く!・・・・楽しい! で、見るともなく見てくださってる先生(実はきっとしっかり見て下さってるのだが) から、時々鋭くご指導いただける。 なかなか得難い、充実した時間でした。 ありがとうございました。 この日本橋の展覧会の詳細は、また改めてご案内させていただきますが、 今回は購入可能です! 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
先の亀甲展に、
お仕事関係でお付き合いのある、とある会社の方々が、 みなさんで来てくれた。 先方のイベント関連でお会いする機会があったので、 そのお礼用として小さな色紙に。 ご本人のお名前から「香」と、 ご一緒にお連れ頂いた奥様のお名前から「陽」。 ![]() 色紙 75mm×75mm <陽> 左 神梯の前に玉を台に載せ置くかたち。 陽とは、玉で神気を盛んにし、その威霊を発揚する意味の文字で、 転じて陽光を指す。 <香> 右 黍(きび)の下に∀(さい)を加えたかたち。 儀式用の匂いのある酒を醸すに用いる黍と、祝詞を入れる容器とで、 その馨香を神に薦める意を示したものと思われる。 参考:文字類編(木耳社) 初めて色紙というやつに書いてみたが、これがやっかい。 筆との抵抗感が全然違うし、浸み込みも違うので、 全く異なる力加減&異なるスピード感で書かないと、思うような線が出ない。 先輩が以前、「色紙は大変、沢山用意していっぱい無駄にしちゃうのよ」 と言ってたのはこのことか・・・ 事実、闇に葬り去った反古の多いこと。 そんな格闘をしながら。 「陽」はボリュームのある金文で温かい感じにしたかったところ、 色紙への墨のノリが掴み切れない中、何度目かに「日」の右側が平筆っぽくてもっさりしてしまい、 ア~orz っと思ったものの、そのまま何とかすべく押し切ったところ、 それはそれで日の形が、面白くなったので、そいつを活かしてみたつもり。 真ん中の目ん玉みたいなのに、白が残ったのが効果的だったかな? 「香」は対照的に、甲骨でシャープにたおやかにと。 しかし甲骨の線を色紙で出すのが、まー難しいこと。 (普段、画仙紙でも、ちゃんとできないのに!) 線に手なりのカーブが出過ぎかな。 もっと、キッリっとした線がないと締まらないな… 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
上野の森の亀甲展が終わって一息、
つく間もなく、今度は5/1~6の京都選抜展の作品に取り掛からねば… テーマは、「衛」 ![]() <文字解説> 口(城邑の形)の周囲を回り衛(まも)る意。 京は長安を倣った都市計画で造られた都市。 ということで、いたって素直なテーマ。 ま、平安京には城壁はなかったそうなので、口は城邑という訳にはいかないが。 まずは、この周りを巡る「足」にどんなアプローチがあるのか、 いろいろと書いてみる。 ![]() 結構、これだけで楽しい。 が、これをどんだけ書いても構想としては収束してかないなぁと悩んでいるところに、 それを見抜いた先生からズバリ一言。 「いつまでもちまちまデッサンしてないで、バンっと!本画仙に書いてごらん。存外に決まるから」 ということで、そこから、一気に、 十数セット書きました。 一枚ごとに、様々な注意点、展開のサジェッションを、先生や見守る先輩方から頂き、 途切れることなく十数セット。 指導頂いた要素で徐々に頭が充溢していく緊張感と、 書くたびに変わっていく昂揚感の中、今日の時点での到達点がこれ。 ![]() 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
去年、亀甲会の合宿で大変お世話になった「幕張セミナーハウス」に
先日終了した『亀甲展』の作品の一部を搬入しました。 昨秋、合宿を開催させていただいた縁で、 「幕張セミナーハウス」さんでは、和室のセミナールームや廊下などに、 我々亀甲会の作品を展示させていただく機会を頂戴しています。 常設で展示できるスペースを持たない亀甲会にとっては大変ありがたい空間です。 今年追加したのは、 小品で「家」「幻」「登」、 大作で「随處楽」 の計4点。 これら以外にも、昨年から数点展示頂いてます。 企業研修などでご利用の際には、ぜひご覧ください。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
『第43回 龜甲展』にお越しいただきました皆様、
本当にありがとうございました。 今年は、師匠であります加藤光峰展との同時開催だったこともあり、 会期中4日までも雨模様だったにもかかわらず、大盛況のうちに無事終了することができました。 ということで、恒例のマイ図録です。 創作「饗楽」(180×360cm) ![]() 古代文字の第一人者白川博士と同郷、福井は幕末期の歌人、橘曙覧(たちばなのあけみ)。 彼の『独楽吟』と題する全首「たのしみは~」ではじまる短歌集より。 たのしみは 妻子むつまじく うちつどひ 頭ならべて 物をくふ時 たのしみは めこむつまじく うちつどひ かしらならべて ものをくふとき 何でもないが、このうえない幸せな時間。 大切にしたいもの・・・。 饗の元字は郷、「ふるさと」でもある。 <文字解説> 【饗】…郷と食の会意字。郷は盛食の器(皀)をはさんで対座する形。 【楽】…神楽舞のときに持つ鈴の形。古人は神を迎え、送り、楽しませるに鈴を以ってした。 小品「鑄」(25×60cm) ![]() <文字解説> 鬲型の器を両手で持ち、その下に火皿を加えたもので、鋳造の法を示す象形的に表わす。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
(feedのせいでFBの皆さんには重ね重ねなpostになりますが、
内容ちょっと変えときましたのでお許しを) 本日は、明日からの亀甲展に向けて、上野の森美術館で15時から搬入&設営。 毎年ながら、この独特の時間わくわくします。 (ちなみに、今まさに壁にかけられようとしているのが今年の拙作です) ![]() ライブの前に楽器を運び込んで設置するのにも似てる感覚だが、どっか違う。 なんだろね? あれかな、ライブはこれから音を創りだすけど、 これはもう出来てるからかな? 墨線も音も、一回出しちゃうと引込められないという共通性はあるけど、 これから人前で出すという分、音の方がシビれるのかな? さて、わたくし期間中、ずっと現地におりますので、 見に来てやってください。 今年は上の作品ともうひとつ、2点出展いたします。 招待ハガキ (プリントアウトして招待状としてお使いいただけます) ![]() こちらはフライヤー ![]() ![]() 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
のど飴を食べてて、ふとパッケージを見ると…
![]() 「人を良くすると書いて 食」とある。 他にも、「辛が十もあつまれば幸」とか ま、この手の 漢字を使った頓智というか、 パズルというか、 はたまた金八先生的指導というか、 よくま~考えるな~と単純に感心するし、おもしろいので嫌いじゃない。 しかしここは、漢字を学ぶものとしてイエローカードを出させてもらおう! 目くじら立てちゃいます。 「人を良くすると書いて 食」まではよい。 ただし、その分解図説を篆書風にデザインしちゃったのがイケナイ。 そもそも「食」は、「皀」(盛食のうつわ)を覆うかたち一方、「良」は、嚢(ふくろ)の上下に出入口を設けて穀の出入りをなす形 (※注) 字源に遡ると、「皀」と「良」はまったく異なる字なのだよ。 篆書あたりまで戻ると、その区別がまだある頃の字なので、 いただけないという訳なのだね。 ※注 上記は白川説。 補足として藤堂明保編「漢和大字典」によれば、 「食」の解釈は白川説に同じ。 一方、「良」は〇型の穀粒を水で洗い、きれいにした様。とある。 解釈は異説あるが、「食」と「良」が違うことは両氏とも同じ。
実は、年末出張が多くてバタバタしちゃった&亀甲展が例年より早いので、
今年の年賀状は亀甲展のハガキで兼用しちゃうという手抜き策に出ました。 が、亀甲会のお仲間のみなさんの事を計算に入れてませんで… まさか亀甲展の案内を出すわけにもいかず(笑) あわてて作りました。 松も開けてたので、ブログにUP。 ![]() ¡Ojalá que se haga año alegre! 「歓びに満ちた年になりますように」です。 ※スペイン語ですが、作文が正しいかは自信なし… (朱いのは、落款用の「光」の流用ってのは内緒ですぜ) しかし、インクジェットのハガキに、 墨筆で直書くのは、吸わないので難しいのね。 2012/1/12 追記 後日、スペイン語の先生に添削してもらったところ、 正しくは、¡Ojalà que sea un año alegre! だそうな。 恥!訂正します。 事実、動詞にser(英語で言うところのbe動詞)を使うかhacer(同、become)を使うか悩んだんだよね。 ネイティブによれば、hacerse(~になる)を使うと、じゃあ誰がそれをやるの?というニュアンスに聞こえるらしい。 そのことは自分でも意識しないでもなかったので、活用を無人称ないしは神様的な意味で三人称単数にしてたのだが、それでもやっぱ変に聞こえるらしいよ。 この辺の外国語のニュアンスは難しいね。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
いや~坂の上の雲、最終回よかったですな。
偶然にもその日、子規庵に行ってたのね。 ![]() 正確には、そのお向かいにある『書道博物館』に用があったからなんだけど。 (今度の亀甲展のフライヤーを置いてくるというお遣いね) この書道博物館、テーマが地味なせいもあり、 いつ行っても閑散としてるのですが、なんだか人がちらほらと。 やっぱ坂の上の雲効果かな? 正岡子規のホトトギスの挿絵書いたり、 正岡子規に絵の手ほどきをしてた中村不折って画家の家が書道博物館。 今は、子規と不折の回顧展みたいなのも企画展示してるので、 興味のある方は是非。 書道博物館は館内撮影禁止なので、 館外でパチリ。 ![]() 「猫が入ります」って・・・ 下町は根岸にあるだけあって、 こんなのんびりした感じで 雰囲気だいすきです。 せっかく言ったからには、 ちょっと見てこかな?ってもんで、 今回の展示で、いいなと思い、臨書してみたくなったのが、 「北海相景君碑」 (後漢 AD143年) 「鄭羲下碑」 鄭道昭(北魏 AD511年) 「温彦博碑」 欧陽詢(唐 AD637年) あたり。 そのあと専門店に行って、 「鄭羲下碑」「温彦博碑」の法帖買っちゃいました。 ちょうどこの前取り組んだ、「造像記」の少し後の時代のモノなので、 あのごつごつした楷書が、変化してくと、 こうなって、さらにこうなってというのが感じ取れたので、 書いてみたくなった感じかな。 にしても、2つも買っちまって何時書く暇があるというのだろう… 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
年末でテンパる前に、
前から気になってた映画 『孔子のおしえ』 を見に 銀座はシネスイッチへ。 クリスマスの雰囲気満載の銀座の街から、 紀元前500年ころの中国へタイムスリップ。 孔子の半生、 予想通り2時間では描ききれなかったという感じ。 もそっとテーマを絞ってもよかったのかも。 ま、木簡がどんなに嵩張るものか、とか、 青銅器の鐘を演奏するさまとか、 当時の生活が映像になっているのを見るのは楽しい。 (実際、どの程度の確度の時代考証かは知らないですけど) しかし、 孔門十哲のひとり、高弟の顔回(顔淵)が 凍てつく河に落ちた書物を守って死ぬシーン、 映像的にも美しく感動的だったが・・・ 木簡って水に沈むのか? 謎である。
先日、高知でもらった竹簡に実際に文字を書いてみた。
![]() 今回のこの実験、得ることが非常に多かった。 実際に書いてみて、なるほどと思うことだらけ。 木簡(竹簡)に書かれている隷書体がああいった形(※) をしているのには、理由があった事を体感したのだ! (※)字体が扁平、横画が細い、縦画が左に流れる。 まず最初に、墨。 通常使っている墨汁でトライしたところ、 粘りが弱くこんな感じに… ![]() 運筆のスピードという問題でもなさそうで、 なんかマジックで書いて滲んだようになってしまいNG。 少量の墨汁を一晩放置して、濃度を高くすることで解決。 (後で聞くと、一般的には膠を入れて粘度をあげてやるらしい) 次に筆。 細くて繊細な横画と立派な波磔(ハネ)を見ていると、 割と長い穂の筆をイメージするので、それで書いてみたが、木質の繊維の抵抗にあい、 まったくだらしない線しか引けないことが発覚! 腰のしっかりした寫巻がいいようだ。 さて、 いよいよ書いてみると、 最初は、なにせ初めてなので、探り探りやっていたのだが、 あれよあれよという間に要領がつかめてきた。 俺って天才? とも思ったが、 どうやら、必然のようなのだ。 そもそも竹簡もさることながら、 こんなサイズ(幅1cm程度)で隷書なんか書いたことないので、 竹簡に書く前に、紙で練習したところ、嫌になるほど上手く行かなかったのだが、 竹簡に書きはじめた途端、この楽さ! ポイントはこの角度。体に対してまっすぐ構えていたのだが、 竹簡の端が、お腹にあたってちょっと邪魔なので、ひょいと左に傾けたところ、 ものすごく書きやすくなった。 ![]() そればかりか、横画が少々右肩上がり(一般的に隷書は水平を旨とするみたいだが、木簡ではやや右肩上がり) 縦画が左に流れるという特徴が、 特に意識しなくても自然にそういう線になってくるのである。 というか、 この線が一番楽にかける。 ということなのである。 加えて、横画が細くて揃っているのも納得。 木質の繊維が当然縦に走っているので、横画を引くときには、その繊維とほぼ90度で対峙して山を乗り越えていかなくてはならず、その上、ぐずぐずしていると繊維の谷に沿って縦方向ににじみが出てしまう。 だから、スーッとひかなくては上手く行かないので細くなるんだろう。 でもって、全体の文字の意匠バランスをとるために 最後の方に豪快な波磔で見せ場を演出。 ってことだな、たぶん。 また、幅の細い木簡(竹簡)に書くと、窮屈なのでタテに長い字になりそうな気がして、 おまけに、繊維がタテに走っているので、縦画はいきおいズーンと豪快に引けちゃいそうで、 だとすると実際の字が扁平傾向なのが解せなかったが、これも解決。 今回3本だけ頂戴した竹簡に書いていてわかりました。 だって、もったいないもん! 沢山字を入れなければと思うと扁平にもなりますわな。 この考え、間違ってはいないと思いますが、 おそらく、実際のところは役所などで公文書で使われたことも多かったろうことから、 コスト削減って面はもちろんのこと、 かさばってしょうがないので…という面が強かったんだろうと。 いや~。 それにしても、面白かった。 竹簡を快く下さった竹虎さんにあらためて感謝です。 ちょっと、この方向で練習してみて、次回の展覧会の臨書は、 これでやってみるってのも面白いかも。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
先日のブログにも書いた大原美術館の龍門石窟の石仏。
そこで感じた感覚を持ち帰り、 「比丘道匠造像記」を全臨してみた。 ![]() 半年ほど前に書いた時よりも、 ノミで石を彫ったからこそ出る、筆では出せない線の形状に惑わされ過ぎることなく、 気持ちよく、テンポ良く書けた感じ。 四尺紙で4枚。 最初はレイアウトの雰囲気も拓本に合わせようとして窮々してますが、 後半は、書くことが楽しくなってきて、 いつもの癖でだんだん字が大きくなってきて、レイアウトとか無視! その分、伸びやかさが味になっているようです。 先生曰く 「書道界では「造像記は、ノミで彫ったものだから筆で表現しようとしてもできるわけない」 と、という人は多い。 じゃあ、実際挑戦してみたのですか?というとやったことのある人は少ないんです。 でも、やればそれだけ学ぶところは必ずある。 がんばんなさい。」 と。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
親父がまた写真の個展を開催している。
たしか去年の秋くらいに、PENTAXフォーラムでやってたから、 1年ちょっとでまたやってるのか。 元気なじじいだ。 ![]() 『メッセージ』 自分の闘病をつづった 家族の日記みたいな感じ。 私めも写ってたりして恥しいが、 闘病というテーマを暗くせずに、 面白く仕上がってると思う。 ![]() ちなみに、奥に写ってるのが本人。 当然、自分で撮れるわけもなく、 撮ったのは私め。 孫のこの表情、トリミング、どう? なかなかなモンでしょ? ![]() ちゃかり受付では、 1/19~の『第43回 亀甲展』(上野の森美術館)の宣伝も。 あら!もう半分になってる。 結構、持ってってもらえるみたいじゃん! よかったら、冷やかしに見に行ってやってください。 小川照夫写真展 『メッセージ』 2011年12月13日(火)-19日(火) 10:30-18:30 (最終日は15:00まで) ニコンサロンbiz新宿 新宿エルタワー28階 http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2011/12_bis.htm#03
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