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さてさて、おろしたばかりのマイ筆でまず書いたのがこれ。
臨書(古代の資料をお手本に写す練習) 王曰有余隹小子 出典はフォントが無いので省略 王曰(いわ)く、「余(よ) 小子(しょうし)なりと雖(いえど)も・・・」 このあと延々つづくのだが、 どうやら、現在の王が、先王の宋廟におまいりして、お宝として”食器”を奉納し、 その青銅器に書いてある文章で、自分はこんなに頑張ってますって言うところの 冒頭部分のまずは謙虚にごあいさつ、ってトコのようだ。 ・・・漢字の意味(長いですが、ここが古代文字の面白さと思うので是非よんでみてください) <王> 鉞(まさかり)の形。鉞は王の権威をあらわす儀器で、 王位の前に飾るため安定して置けるようにした形 鉞(まさかり)は、征伐権・支配権を象徴する。 <曰> 神の示すことばが収められている形。 この場合は蓋が半分開けられているパターンのよう。 <有> 肉(月の形の部分)を手にとって(フォークのような形が手、指は3本に略される) これを神にすすめる形。 手にもつこと、手中にあることを示す。 <余> 上に大きな取っ手のある針の形。 この針を立てると地下にひそむ悪霊を退治できると信じられていた。 この場合の一人称の余は、「仮借」。 (「仮借」=概念などの直接的に図象にすることが難しい事柄について、同じ発音の文字を借りて使う方法) <隹> 訳は雖(いえども)とあるが、形は隹。 短い尾の鳥を表す。 <小> 小さい点で、象徴的に小さいものを表現。 <子> これは説明不要ですね。 さて、作品・・・・ なんともひょろんチョしていて、線に力が無い、まだまだ初心者の作品然としてます。 ま、筆に慣れてないせいとでもしておきましょうか^^ ・・・・とひとりごちていたところ、 この<王>と<小>を題材に、師匠による ・線の引き方 ・形の捉え方 の講義が始まりました! ~次回へつづく 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
by micasa2
| 2009-03-13 21:57
| 亀甲会(古代文字)
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