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来春(1/21~1/25)開催の亀甲展(@上野の森美術館)のための作品を
先日ようやく納品したので、 今は、私も含め会のメンバーは出展用の臨書にとりかかっているところ。 先日の教場にて、各々が持ち込んだ臨書を 先生に見て頂きながら、皆で勉強。 僕の臨書よりはるかによく書き込まれた他の方の臨書作品を、 見ながら先生からの指導。 とてもよく書き込まれてますので、 敢えてもう一段ハイレベルな指摘をさせてもらうと… 法帖をよく見て、その味わいを自分に消化して、自分の線で書くことはもちろん大事です。 が、さらに言えば、われわれ甲骨金文を学ぶものとしては、 次のことにも意識をしてもらいたいのです。 法帖のままに、違わずに写し取ることだけが臨書ではないのです。 この法帖にも、文字が怪しいところがいくつもありますね。 原本の欠けや汚れかもしれませんし、彫り手が間違えたのかもしれません。 でも、われわれ文字を学ぶものから見れば、明らかにおかしな形状の部分がありますね。 こういった部分を、読み取り、修正することも、勉強であり、 私は、文字そのものへの愛情と思うのですよ。 お言葉のあまりの”男前さ”に、横で聞いていて、 思わず先生の横顔に見とれてしまいました!先生。 なるほど、先日教わった意臨(2009/12/18 「意臨」の回参照)の、 もうひとつの側面ってことか。 さらに偶然にも、翌日にこんな言葉に出くわした! 著者がわが師匠の師匠である比田井天来先生のお弟子さんってこともあり、 書について初心者の僕には基本的な勉強になるかなと、 たまたま今、読んでいた 『書道鑑賞入門』上田桑鳩著(1963)より引用。 このような教養を身につけることのなかで、その教養の種類によって、書にも特異な特色が表れます。むかしから「書巻の気がある」とか「金石の気がある」とか言っていますのがそれで、(中略) これまで書とは縁がなかったので、 「書巻の気」「金石の気」いずれもはじめて触れた言葉。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
by micasa2
| 2010-11-15 10:25
| 亀甲会(古代文字)
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