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![]() 「大盂鼎(部分)」 隹九月王才宗 周令盂王[王文]王 受天有大令在 [王武]王嗣匿葡匍有 四方畯正厥民 酒無敢[酉舌火]有 [此示]蒸祀無敢 展覧会用の出展作品制作やら、しばらく龍門造像記に取りつかれてたやらで、 ここのところまとまって金文を臨書してなかったので、暫くぶりに。 この最初に出てくる王才(王あり)の王は、 西周の力が最も盛隆だったころの三代康王のことである(BC1000頃) 西周前期と呼ばれるこの頃の字が、 荒削りながら、温かい味があって、やっぱり好き。 書いていても、楽しいし、なぜか筆も軽く楽だ。 単純にそんな理由だけで、本人は満足気だったが、 書き終わると、師匠がポロリと、 「やっぱ、造像記を書いてたせいかな?ちょっと線が変化してきた。」と。 ふうううむ。そんなもんですか。 本人、まったく分らず orz ただ、最後から2文字目の「無」 この一筆目。人の胴体の縦画。 引いた瞬間に、「キタ----!」って感じがあったのね。 スピードも艶もあって、なかなかと思うのだが、どうかな? ![]() 「無」 両袖に呪飾として羽飾りなどをつけて舞う人の姿。 この意味からも分かるように、無は舞の元の字。 のちに「無」が、有無の意味にもっぱら用いられるようになり、 踊りを強調するためか舛(両足を左右に開く形)を下に加えたのが「舞」 白川静監修『漢字類編』より意訳 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「亀甲会」主宰 加藤光峰氏とは 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
by micasa2
| 2010-12-21 16:22
| 亀甲会(古代文字)
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