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![]() 9月に友人が、宮大工だったひいおじいさんが作った京の町屋を改修して、お宿を開業しました。 コンセプト段階から気になっていたので、早速、お邪魔してきました。 名前を「ウサギノネドコ」といいます。 開業祝いなので、手ぶらもな~ってことで、書いたのがコレ。 見ての通り兎です。 象形文字の風合いを色濃く残す甲骨金文では、こんなカタチしてます。 本当は、1点に絞って、右の額装したのをプレゼントするのが潔いのでしょうが、 左の裏から墨飛びしちゃって、時間と共ににじんできた感じが、 朧月のようでもあり、位置も絶妙!? このタッシュがあることで、心なしか兎も (月に帰ろうと?)一生懸命背伸びをしてるようにも見えてきて・・・ 手元にあった額に合わせるにも、トリミングのやり様もなく、 かといってボツるにはもったいない気がして、 裏打ちだけして、これもよかったらと渡しちゃいました。 実は、今年の第43回龜甲展併催の師匠の回顧展で 『兎と龜』(2006年)の作品を初めて生で拝見して、どうしてもそのイメージが染みついてて、 そこから離れようと、色々ともがいたのですが、最終形はずいぶん似ちゃいました。。。 まだまだ修行が足りませぬ。 ![]() もがいた跡。(一部) ちなみに、ウサギノネドコの詳細はこちら。 まだHPは出来てないらしく、FBです。 とてもいい感じのお宿で、京都ですが紅葉の季節がまだ空いてるそうなので、 興味のある方は、行ってみてください。 ![]() 一階は彼の展開する「宙」というブランドのセレクトショップみたいな空間で、 これがまたナチュラリスト(こういう言い方は芯を食ってない感じですが)の方には、 素敵な空間です。 こちらとのご縁は、以前ここでも書いたように、「宙」のブランドを立ち上げた時にも、 僭越ながら一筆書かせていただきました。 ========
by micasa2
| 2012-10-01 10:05
| 亀甲会(古代文字)
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