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たまたま仕事で横浜に行ったので、
ふと、横浜そごう美術館は何をやってるかな? と覗いたら、山口晃にバッタリ。 先月、六本木で「天才でごめんなさい 会田誠展」を見た後、 会田誠の頭の中を垣間見たくて買ったエッセイに、 同世代現代美術家として名前が何度も出てきてたし、 もちろん以前からなんとなくは気になってたので、 これ幸いに、事務所に戻り遅くなりますの一報を入れ、ヨリミチ決定。 もちろん広く知られる、洛中洛外図的な細密な絵も面白かったが、 紙に墨だけで書かれたこんなのもあり。 (モチーフは武士図、彼得意のSFメカ調の仕掛けがちょっとだけ施してある。) 四尺全紙くらいの大きさなのだが、 日本画風の線から、あえてサインペンで書いたかのような味を淡々と出す線とか、 色んな線があったね。 見てて飽きない。 また、花押とか賛ととか、結構いろんな作品に効果的に配している。 これまた、とても書き慣れた味があって、作品との一体感あっていいです。 さらにそこには、手書きの自由奔放なデザインの落款や遊印が あちこちに。(彫ることを前提にしないと、確かに気は楽だろな~) 時には、モビルスーツや戦闘機のマーキングみたいなのが(▼とか) サラリと書いてあったりして、 けっこうイカす。 他には、書作品を書いた絵(文字にするとわけわからんね) なんてのもあった。 細かい書き込みの絵なので、細部にとらわれがちだが、 マンガやイラストといった小さい作品の、空間構成が何気に上手い。 ※にしても、この書き込みの細かさ・・・近視で老眼入門したての身には、 メガネと取ったりつけたり、とてもつらかったです。
by micasa2
| 2013-05-15 14:33
| 亀甲会(古代文字)
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